“着こなし工学” について

ファウンダー:平 格彦



“着こなし工学” は造語であり、新しい分野です。 

人間工学や金融工学をモデルにしたアプローチの手法を取ることから “工学” と名付けています。


 “着こなし” はセンスや経験を駆使した創造的行為の産物と思われがちですが、プロセスや機能などのエッセンスを抽出して理論化すれば、誰にでも再現可能になる… そんな仮説のもと、着こなしの理論化、体系化に挑むのが “着こなし工学” です。


 “オシャレの定説” をベースにしながら、感覚やセンスに頼ることなく、心理学や他分野の理論、知見なども取り入れ、より実用的な理論化、体系化を試みます。

厳密に言えば、着こなしに絶対的で普遍的な最適解は存在しません。

ただし、着こなし工学において絶対的な前提はあります。 


それは “I ≦ Iw”。 (※“I=素の魅力”、“w=服を着た際の印象の変数” と定義。) 

服を着ていないとき以上の印象を与える着こなしでなければなりません。 

見た目で損をしない着こなしを最低の基準と定めつつ、目的や目標のために魅力を最大限に高めてくれる着こなしを追求します。


着こなしによって自分の魅力を最大化する “自分スタイル” を実践している大人こそオシャレと考え、そのための判断基準や指針を提供することで “自分スタイルの確立” に貢献。

 “自分スタイル確立” へのプロセスは基本的に、武芸や茶道などにおいて修行の段階を示した“守破離”に準拠します。 

具体的には、“守=基本、破=応用、離=自己流の確立” という3ステップに理論を分類。

必要な理論が選択しやすく、実践しやすいように配慮します。 

 また、着こなし工学の根底には、実践的な着こなし法を提供することで社会に貢献したいという想いがあります。

着こなしを楽しむ人の裾野を広げることでファション業界全体を活性化し、ファッションで損をしている人を減らすことで社会全体の活性化につなげたいと考えています。




■参考:守破離


 ”守破離” は剣道や茶道などで、修業における段階を示したものです。

 ”守” は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。

 ”破” は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。

 ”離” は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。

 (『デジタル大辞林』より引用して一部修正 ) 


 着こなし工学では、守破離のステップを一般化して、 ”守=基本”、“破=応用”、“離=自己流の確立” と定義。  そのステップに沿って着こなし法を体系化することで、自分スタイルの確立に貢献します。